訪問看護の仕事の中には、「最期のとき」を支えるという、かけがえのない役割もあります。　

ご自宅で人生の最期を迎えたいと願う方に寄り添い、穏やかな時間をつくる—、それが看取りケアです。

もちろん、最期の瞬間は決して簡単なものではありません。不安や戸惑い、悲しみもあるでしょう。

でも、そのなかで「家で過ごせてよかった」「最期まで一緒にいられた」と感じられる時間をつくることは、ご本人にとっても、ご家族にとっても、何よりの癒しになります。

たとえば、痛みを和らげるためのケア。

がんや慢性疾患などに伴う身体的な痛みはもちろん、不安や孤独といった心の痛みにも寄り添い、その人の「今」を少しでも楽にするためのケアです。

痛みといっても、薬でコントロールするだけがすべてではありません。
たとえば、「姿勢を変えるだけで楽になる」「マッサージでコリや張りを和らげる」といった工夫も、立派な緩和ケアの一つです。

終末期は、声を上げるほどの大きな悲鳴を上げる方は少ないです。
むしろ精神的に弱ってしまって、そういった声も上げられない方が多いので、勇気づけるようなケアが多くなります。

誰かの人生に静かに、でも深く関わる仕事です。
看取りケアに興味がある方、ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか？
小林市や人吉市が担当エリアです。